VPNおすすめ3選

VPNを選ぶとき、サービスごとに通信品質や使い勝手がかなり違います。サーバーの台数、対応デバイス、料金、そして「実際に動画が見られるかどうか」まで含めて比較しないと、契約後に後悔することになります。

本記事では、世界中で利用されている有料VPNの中からExpressVPN・NordVPN・Surfsharkの3社を厳選。それぞれの強みと弱みを整理し、用途別に最適な選び方を解説します。

結論:用途別おすすめVPN

  • 1位 ExpressVPN:通信速度・安定性・対応デバイスの豊富さで世界トップクラス。価格より品質重視の方に
  • 2位 NordVPN:サーバー数とコスパのバランスが優秀。世界標準の定番VPN
  • 3位 Surfshark:同時接続無制限&業界最安級。家族・複数デバイスで使いたい方に

VPN3社の比較表【一目でわかる】

項目 1位 ExpressVPN 2位 NordVPN 3位 Surfshark
月額料金(最安) 約418円
(2年+4ヶ月)
約539円
(2年)
約327円
(2年+3ヶ月)
サーバー数 3,000台以上 7,400台以上 3,200台以上
設置国数 105ヶ国 118ヶ国 100ヶ国
同時接続台数 最大8台 最大10台 無制限
通信速度 非常に速い 速い 速い
ノーログポリシー 対応(監査済) 対応(監査済) 対応(監査済)
返金保証 30日間 30日間 30日間
サポート 24時間365日
(日本語チャット可)
24時間365日
(日本語チャット可)
24時間365日
(日本語チャット可)
運営拠点 英領ヴァージン諸島 パナマ オランダ

料金だけで見るとSurfsharkが最安。サーバー数で選ぶならNordVPN。通信速度と総合力で選ぶならExpressVPN。それぞれ得意分野が違うので、自分の使い方に合わせて選ぶのが正解です。

そもそもVPNとは?できることをサクッと解説

VPN(Virtual Private Network)は、インターネット上に仮想的な専用通信回線を作る技術です。難しく聞こえますが、できることは大きく2つだけ。

1. 通信の暗号化(セキュリティ強化)

カフェや空港のフリーWi-Fiは暗号化されていないものが多く、通信内容を盗み見られるリスクがあります。VPNを使えば通信が暗号化され、ログイン情報やクレジットカード情報の流出を防げます。

2. 接続元の地域を変更(地域制限の回避)

VPNを使うと、海外のサーバーを経由してアクセスできます。海外滞在中に日本のNetflixやAbemaTVを見たい、海外限定の動画サービスを使いたい、といった用途で活躍します。

VPNの主な利用シーン

  • 海外出張・旅行中に日本のVOD(Netflix・U-NEXT・Hulu等)を視聴
  • 海外限定配信のスポーツ中継や映画を視聴
  • 公衆Wi-Fi利用時のセキュリティ対策
  • 中国・ロシアなど通信規制国からのインターネット利用
  • 海外のSEO検索結果の確認(マーケティング用途)
注意:VPNで地域制限を回避する行為は、サービス提供元の利用規約に抵触する可能性があります。各サービスの規約を確認し、自己責任で利用してください。

VPNの選び方|失敗しないための5つの軸

① 海外企業か日本企業か

VPNサービスは大きく「海外企業」と「日本企業」の2タイプに分かれます。それぞれ特徴が明確に違うので、まずここを押さえましょう。

項目 海外企業VPN 日本企業VPN
代表例 ExpressVPN
NordVPN
Surfshark
MillenVPN
スイカVPN
セカイVPN
サーバー規模 大規模(数千台/100ヶ国超) 中〜小規模(数百台/数十ヶ国)
対応デバイス 多い(ルーター・SmartTV・ゲーム機等) 少なめ(PC・スマホ中心)
サポート言語 英語中心(日本語翻訳対応) 完全日本語
サポート時間 24時間365日 平日営業時間内
価格 長期契約で安価(為替影響あり) 短期契約が割安(為替影響なし)

海外サーバーへのアクセスがメインなら海外企業VPN。海外から日本のVODを見るなど日本サーバー利用がメインなら日本企業VPNが向いています。本記事で紹介する3社はすべて海外企業ですが、いずれも日本国内サーバーを多数用意しているので、日本コンテンツの視聴にも問題なく使えます。

② 料金プランと契約期間

VPNは契約期間が長いほど月額が安くなる傾向があります。1ヶ月契約だと月額2,000円以上することも珍しくありませんが、2年契約なら月額300〜500円台まで下がります。

ただし、海外VPNは更新時に通常料金へ戻ることが多いので注意。初回割引につられて契約しても、2年後の更新時に「思ったより高い」となるケースがあります。

③ サーバー数と設置国数

サーバー数が多いほど混雑時の安定性が上がります。設置国数が多いほど、地域制限の回避先の選択肢が増えます。動画視聴やゲーム用途なら、最低でも3,000台・60ヶ国以上を目安にしましょう。

④ 同時接続台数

家族で使う、複数デバイスで使うなら同時接続台数は重要。スマホ・PC・タブレット・SmartTVと使うなら最低5台、家族で共有するなら10台以上欲しいところです。Surfsharkのように無制限のサービスもあります。

⑤ セキュリティとプライバシー保護

VPNを選ぶ上で欠かせないのが「ノーログポリシー」と「キルスイッチ機能」です。

  • ノーログポリシー:ユーザーの通信記録を保存しない方針。第三者監査機関による検証済みかをチェック
  • キルスイッチ:VPN接続が切れた瞬間に自動でネット通信を遮断する機能。情報漏洩を防ぐ

本記事で紹介する3社はすべてこの2つに対応済み。安心して利用できます。

有料VPNおすすめランキング【3社徹底比較】

第1位ExpressVPN|総合力No.1の世界最高峰VPN

ExpressVPNは、英領ヴァージン諸島に拠点を置く世界トップクラスのVPNサービス。105ヶ国に3,000台以上のサーバーを展開し、世界5,000万人以上のユーザーに利用されています。最大の強みは通信速度の速さと安定性。VPN接続による速度低下を最小限に抑える独自プロトコル「Lightway」を採用しており、4K動画ストリーミングやオンラインゲームでもストレスなく使えます。

速度重視
海外サーバー利用
SmartTV・ゲーム機対応
中国対応
月額料金 2年+4ヶ月:約418円/1年:約594円/1ヶ月:約2,288円
サーバー数 3,000台以上(105ヶ国)
同時接続 最大8台
プロトコル Lightway / OpenVPN / IKEv2
対応OS Windows / Mac / Linux / iOS / Android / ルーター / Apple TV / Fire TV / Xbox / PlayStation 他
返金保証 30日間
運営会社 Express VPN International Ltd(英領ヴァージン諸島)

ExpressVPNを選ぶべき理由

独自プロトコル「Lightway」による圧倒的な速度が他社との明確な差別化ポイントです。一般的なOpenVPNは接続時に時間がかかりますが、Lightwayは数秒で接続完了し、通信中も速度低下を最小限に抑えます。実測ベースでも、海外サーバー経由でVPNなし時の80%以上の速度を維持できるケースが多く報告されています。

対応デバイスの幅広さも特筆もの。PCやスマホはもちろん、Apple TV・Fire TV・Nintendo Switch・PlayStation・Xboxまで対応しており、家中のあらゆるデバイスをVPN化できます。VPN対応ルーターの設定ガイドも充実しているので、ルーター経由で家中のデバイスを一括VPN接続することも可能です。

また、ExpressVPN独自の「TrustedServer技術」により、サーバーはすべてRAMのみで稼働。電源を切るとデータが完全消去される仕組みで、ノーログポリシーを技術的に担保しています。第三者監査機関PwCによる監査も実施済みです。

◎ メリット
  • 業界最速クラスの通信速度
  • 独自プロトコルLightwayで安定接続
  • 対応デバイスが非常に多い
  • RAMサーバーでセキュリティ堅牢
  • 中国でも比較的繋がりやすい
△ デメリット
  • 料金は3社中やや高め
  • 同時接続が8台と少なめ
  • サポートが翻訳ベースの日本語

ExpressVPN 公式サイトはこちら

第2位NordVPN|世界標準の定番VPN

NordVPNはパナマに拠点を置く、世界で最も知名度の高いVPNサービス。118ヶ国・7,400台以上という業界最大級のサーバー網が最大の強みです。サーバー数が多いということは、混雑回避や接続先の選択肢が豊富ということ。年末年始やゴールデンウィークなど通信が集中する時期でも、安定した接続を保ちやすくなります。

サーバー数No.1
コスパ重視
24時間サポート
中国対応
月額料金 2年:約539円/1年:約869円/1ヶ月:約2,266円
サーバー数 7,400台以上(118ヶ国)
同時接続 最大10台
プロトコル NordLynx / OpenVPN / IKEv2
対応OS Windows / Mac / Linux / iOS / Android / Android TV / Fire TV / Chrome / Firefox 他
返金保証 30日間
運営会社 Nord Security(パナマ)

NordVPNを選ぶべき理由

独自プロトコル「NordLynx」はWireGuardをベースに開発されたもので、高速性とセキュリティを両立。ExpressVPNのLightwayに匹敵する速度を実現しています。日本国内にも160台以上のサーバーがあり、東京・大阪の2拠点に設置されているのも安心ポイントです。

付加機能の充実度も他社を圧倒。広告ブロッカー・マルウェア対策・トラッカーブロック機能を備えた「脅威対策(Threat Protection)」が標準搭載されており、ウイルス対策ソフト的な使い方もできます。上位プランではパスワード管理ツール「NordPass」や1TBクラウドストレージも追加可能です。

セキュリティ面では、ノーログポリシーをDeloitte社の第三者監査で認証済み。プライバシー保護は法律で厳格に守られるパナマに拠点を置いており、データ開示の強制力が及びにくい立地もメリットです。

◎ メリット
  • サーバー数業界トップクラス
  • NordLynxで高速通信
  • 広告ブロック・マルウェア対策標準搭載
  • 日本サーバーが東京・大阪に分散
  • 世界的知名度No.1で信頼性が高い
△ デメリット
  • 利用者が多くBOT認証が出やすい
  • マーケティング費用が価格に反映
  • 一部VODでブロックされる場合あり

NordVPN 公式サイトはこちら

第3位Surfshark|同時接続無制限の最安値VPN

Surfsharkはオランダに拠点を置く比較的新しいVPNサービス。最大の特徴は2つ、「同時接続台数が無制限」「業界最安級の料金」です。2年プランなら月額327円から利用可能で、3社の中では最安。それでいて性能面でも大手に引けを取りません。

最安値
同時接続無制限
家族・複数デバイス
広告ブロック標準
月額料金 2年+3ヶ月:約327円/1年+3ヶ月:約547円/1ヶ月:約2,637円
サーバー数 3,200台以上(100ヶ国)
同時接続 無制限
プロトコル WireGuard / OpenVPN / IKEv2
対応OS Windows / Mac / Linux / iOS / Android / Fire TV / Apple TV / Chrome / Firefox / Edge 他
返金保証 30日間
運営会社 Surfshark B.V.(オランダ)

Surfsharkを選ぶべき理由

同時接続無制限は、家族で使う場合に圧倒的なコスパを発揮します。一般的なVPNは5〜10台の制限があり、家族4人がスマホ・PC・タブレットを使うとすぐに上限に達します。Surfsharkなら台数を気にせず使えるので、1契約で家族全員のデバイスを丸ごとVPN化できます。

性能面でもWireGuardプロトコルを採用しており、通信速度は十分。広告・トラッカー・マルウェアブロック機能「CleanWeb」も標準搭載されているので、子どもにスマホやタブレットを使わせる際の不適切広告対策にも有効です。

セキュリティ監査も実施済みで、ノーログポリシーはDeloitte社により認証。さらに「MultiHop」機能で2つのVPNサーバーを経由することで、より強固な匿名性を確保することも可能です。

◎ メリット
  • 業界最安級の月額料金
  • 同時接続無制限(家族利用に最適)
  • 広告ブロック機能標準搭載
  • MultiHopで二重VPN可能
  • セキュリティ監査クリア済み
△ デメリット
  • サーバー数は他2社に劣る
  • 1ヶ月契約は割高
  • 更新時の料金が大幅に上がる

Surfshark 公式サイトはこちら

主要VODのVPN接続検証結果【最新】

VPNを契約する目的として多いのが「海外から日本の動画配信サービスを見たい」というニーズ。ただし、各VODはVPN経由のアクセスを検知してブロックする対策を進めているため、サービスや時期によって視聴可否が変動します。

以下は2025年10月時点での主要VOD接続検証結果です。あくまで参考値であり、必ずこの通りになるとは限らない点にご注意ください。

VODサービス ExpressVPN NordVPN Surfshark
Netflix
U-NEXT
AbemaTV
Hulu
Amazon Prime Video
DMM TV × ×
DAZN

大手のNetflix・U-NEXT・Amazon Prime Video・DAZNは3社ともほぼ問題なく視聴可能。一方でDMM TVは検知が厳しく、3社ともブロックされやすい傾向があります。Huluはサーバー切り替えで対応できる場合が多い印象です。

VOD視聴を主目的にする場合、いずれの場合でもサーバーの切り替え対応が必要になる可能性があります。「最初に繋いだサーバーでブロックされても、別サーバーに切り替えると通る」というケースが多いため、サーバー選択肢が多いNordVPNやExpressVPNが有利です。

用途別おすすめVPNの選び方

速度・品質重視で選ぶなら → ExpressVPN

4K動画ストリーミング、オンラインゲーム、大容量ファイル転送など速度が重要な用途ではExpressVPN一択です。独自プロトコルLightwayの性能は他社を一歩リード。価格はやや高めですが、ストレスなく使える快適さを取るならこれ。

コスパ重視・バランスで選ぶなら → NordVPN

サーバー数・速度・付加機能・知名度のすべてが高水準でまとまっており、価格もExpressVPNより抑えめ。「迷ったらNordVPN」と言われるだけの理由があります。広告ブロックやマルウェア対策まで含めて使い倒したい方に。

最安値・家族で使うなら → Surfshark

月額300円台で同時接続無制限という条件は、3社の中でも圧倒的。家族4人で使えば1人あたり月100円以下になる計算です。性能も大手に劣らないので、コスト最優先で選ぶならSurfshark。

VPNに関するよくある質問

VPNの利用は違法ですか?
日本・アメリカ・EU諸国など多くの国でVPN利用自体は合法です。ただし、中国・ロシア・北朝鮮など一部の通信規制国ではVPN利用が制限されています。また、VPNを利用したハッキング・詐欺・著作権侵害などは当然違法行為です。各サービスの利用規約も併せて確認してください。
無料VPNと有料VPNは何が違いますか?
無料VPNは通信速度の制限、データ容量の上限、利用ログの保存、広告表示など多くの制約があります。中には利用者の情報を第三者に販売していた事例もあり、セキュリティ面でリスクが伴います。本格的に利用するなら有料VPN一択です。
VPN接続するとインターネットが遅くなりますか?
理論上はVPNなし時より遅くなりますが、本記事で紹介した3社のような大手VPNでは体感できないレベルです。特にExpressVPNのLightwayやNordVPNのNordLynxなど独自プロトコルを使えば、VPNなし時の80〜90%程度の速度を維持できます。
中国でも使えるVPNはどれですか?
中国は通信規制が厳しく、多くのVPNがブロックされています。本記事の3社の中ではExpressVPNが最も繋がりやすいと評判ですが、時期や接続環境によって状況が変わります。中国出張・赴任前に必ず最新の接続状況を確認してください。
どのVPNでも返金保証はありますか?
本記事で紹介した3社はすべて30日間の返金保証があります。「とりあえず試してみたい」という方は、まず2年契約で契約し、30日以内に判断するのが賢い使い方です。気に入らなければ全額返金されます。
スマホとPCで同じアカウントを使えますか?
はい、すべてのVPNで同じアカウントを複数デバイスで利用可能です。同時接続台数の上限は、ExpressVPNが8台、NordVPNが10台、Surfsharkが無制限となっています。

まとめ|目的別に選べば失敗しない

VPNは「どれを選ぶか」より「自分の使い方に合っているか」が重要。今回紹介した3社はいずれも世界トップクラスのサービスなので、目的さえ明確なら失敗することはありません。

  • 速度・安定性・対応デバイスを最優先するなら → ExpressVPN
  • サーバー数とコスパのバランスを重視するなら → NordVPN
  • 料金最安値・家族複数台で使うなら → Surfshark

3社とも30日間の返金保証があるので、まずは気になるサービスを試してみるのが一番。実際に使ってみて速度や使い勝手を確認し、合わなければ返金してもらえばリスクゼロです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました